「2DKでガレージ代込み7万円で探しています」
「8帖以上で二口コンロが置けて、セパレートで共益費込み5万円が絶対条件です」

このような会話から、お客様のお部屋探しがスタートします。
ここからお客様の条件に合った物件設定をし、お客様が気になられている物件をご案内していきます。
ここでの物件設定がお客様の1回目の『ターニング・ポイント』です。この段階でお客様のイメージは、資料上の外観写真・間取り図でしかなく理想を交えた想像にすぎません。それから案内に行く事で、その理想がより現実のものへと変わっていきます。
したがって、案内した時のお部屋の状態によって、お客様に与える印象も変わっていきます。想像より良いものに変わるか、逆に悪いものに変わるか、ここがお客様の2回目の『ターニング・ポイント』です。
そして、案内時、又は案内後に、お客様の物件印象などをまとめていき、晴れて御成約に繋がっていきます。ここがお客様の3回目の『ターニング・ポイント』です。
さて、ここまでがお客様が御来店されて、御成約までの流れです。御理解して頂くために簡潔にまとめましたが、おわかり頂けましたでしょうか？

今回は、この3つの『ターニング・ポイント』の中で、2回目の『ターニング・ポイント』に関して、御報告させて頂きます。
案内する前はお客様の想像でしかなかった物件のイメージが、何によってアップするのか、また逆に、何によってダウンするのかをご説明致します。
まず、イメージがアップする要素については、思った以上に「部屋がキレイ、収納が広い、日当たりが良い、風通しが良い、周りの環境・雰囲気が良い」などがあります。逆にダウンする要素については、前記項目の逆のパターンです。
その中でイメージアップに繋がる要素で家主様に早急に行なって頂ける項目は、「部屋がキレイ」です。
例えば、お部屋探し時にすべて同じ条件のお部屋でリフォーム前、リフォーム後であれば、当然御成約されるのは後者の方です。この『部屋がキレイ』は、お客様の視観が大きな割合を占めています。
まだリフォーム前の状態でも、「ここがこう変わります」などの営業マンの軽快なトークで少しはイメージアップの効果も出てくると思いますが、やはりお客様の目で直にキレイになった状態を見て頂くことが一番イメージアップに繋がります。この『部屋がキレイ』の解決策は簡単です。お部屋が空けば、早めにリフォームをして頂くことです。

毎年、新築マンションが建ってきていて、物件の数も増え、毎年、競争が激化する賃貸業界ですが、マンションの安定経営の中で1番の要素は『いかに空室を無くすか』だと考えております。
当社、営業マン一同もその目的に向かって、日々邁進しておりますので、家主様もその目的のための努力をお願い致します。そのまず第1歩として、『部屋がキレイ』を第一にお考え下さい。
営業マンもそのお手伝いをさせて頂きます。また当社にはリフォーム部という改装担当の部署もございますので、お気軽にご相談して下さい。よろしくお願い致します。