桜も開花し、すっかり春めいてきたこの頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今の時期は、転勤や就職でお引越しをされるご家族や新社会人の方にも多くお問い合わせを頂いており、お客様の新生活のお手伝いを、スタッフ一同精一杯努めさせて頂いている毎日です。

ご来店頂いたお客様のご希望の条件に沿って物件を設定し、即入居・改装中等、内覧可能な物件であればご案内をさせて頂くのですが、お部屋を実際に見た、という安心感はお客様にとってはとても大きいようです。
例えば二つの物件で悩んでいて、一方は内覧出来て、他方は出来なかった、という場合、設定段階では後者の方がより気に入っていたとしても、最終的には前者を選ばれる方が多いように感じます。「実際に見ることが出来ない不安」と「実際に見た安心感」はお客様にとっては大きな差になります。
お客様はお部屋探しをする際に、実際にお部屋を見に行ったとき、ただ『モノ』として部屋を見ているわけではありません。そこで暮らす自分を想像し、新しい生活のイメージを描いているのです。家具の配置を考えたり、新しいキッチンに立っている自分を想像したり。そのイメージが良いもの、楽しいものであるからこそ、その部屋で決めることが出来るのではないでしょうか。「実際に見た安心感」とはつまり、そこで暮らす自分を具体的にイメージできる、ということなのだと思います。

空予定で内覧出来ないお部屋をお客様に決めて頂くためには、「実際に見ることが出来ない不安」を解消する何かが欲しいところです。
そこで有効だと考えられるのが『写真』です。室内がよくわかるような写真があれば、お客様のイメージ作りを大きくサポートすることが出来ますし、実際に見ることは出来なくても中身を知ることで、そこで暮らす自分を思い描くことが出来、不安の解消にもつながると考えられます。
私どもも機会を見つけては室内写真を撮らせて頂いてはおりますが、すべてのお部屋を廻れるわけではありません。オーナー様の方でも、ご所有のお部屋が空室になったときにでも写真を撮っておいて頂ければ、後にそのお部屋が空予定として出たときに、その写真はお客様にはとても参考になりますし、私達営業社員にとっても、力強いお部屋の情報になります。
お客様への情報として、また、満室になった際にもご自身がお部屋の状態を把握するための手段としても、機会がありましたら室内写真を撮っておかれることをお勧め致します。

お客様にとってお部屋探しが楽しいものであるよう、また、オーナー様の信頼を得られる存在で在れるよう、私ども営業社員も精一杯の努力をさせていただきます。