Vol.39 少しの工夫で入居率改善
どのオーナー様も、数ある物件の中からご自身の物件が選ばれるよう、様々な工夫をされておりますが、「決まる物件」と「決まらない物件」の差は、意外とごく紙一重の場合も多くあります。
決して大掛かりな費用ではなく「それで空室が無くなるなら」といった程度の低予算で可能な対策もございます。
今回はその一部をご紹介いたします。
費用の明瞭化でお得感を演出
一つ目は「初期費用○○円パック」「家賃500円キャンペーン」といったように金額を明記して商品化することです。
入居時に必要な費用をパック化することで、費用の明瞭化だけでなく、お得感を演出することができるのです。
大々的に銘打つことで、よりお得感が生まれ、インパクトも大きくなります。
少しの工夫・少しの投資
二つ目は、空室の「簡易モデルルーム化」です。5万円~10万円程度かけ、家具を買い揃えてモデルルームにするというお話はよく耳にします。しかし、契約が決まった後の家具をどうするのか?がよく問題になります。
方法としては、
- 入居者に買って頂く
- 購入費用を礼金にプラスして募集し、契約後にプレゼントする
- 別の物件で使いまわす
といった形が主流となります。
しかし、実際にそのまま買取を希望される入居者は多くはありません。
また、費用を礼金にプラスしても相場より高めの設定になってしまえば、問い合わせすら入らなくなります。
別の物件で使い回すとなれば、保管場所や移動の手間などの様々な問題が発生します。
そこで、当部署で最近よく活用しているのがこの「簡易モデルルーム」です。
・簡易モデルルーム例
完全なモデルルームとしては不十分ですが、カーペットとカーテン・テーブルだけでもかなり雰囲気が変わります。
殺風景なお部屋ではなく温かみのあるお部屋を見学していただくことで、決定率を向上するだけでなく他の物件との差別化を図ることができます。
家具類はお客様の希望に応じてプレゼントする形をとれば、入居のお客様にも喜んでいただけます。
約1万円の投資となりますが、それを許容範囲と捉えていただけると非常に高い空室対策効果を発揮するものと考えております。
これからの時期は新入生・新社会人などのお客様が多く、一緒に親御様とご来店される方も増えます。
お得感を与えるだけでなく、家主・管理会社の取り組みの姿勢が伝わることで、安心感にも繋がっていくと思います。
ライバル物件の多い価格帯や類似物件の多い学生エリアなど、「決まる・決まらないの差が小さい物件」だからこそ少しの工夫・少しの投資で入居率が大きく改善することが可能です。
是非最寄りの営業所へお気軽にお声掛けください。この繁忙期、オーナー様の物件を満室にする為に微力ですが何らかの形でお手伝いできれば幸いでございます。
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