空室対策としての秘訣・工夫

2002年06月15日

京都ライフ 久保 研作 / (株)イズネットテクノロジー 安藤 元一

6月15日、財産ドックセミナー「空室対策としての秘訣・工夫」「既存マンションによる手軽な設備」を開催致しました。それでは、今回のセミナーの内容を簡単にレポート致します。

 現在の市況として長らく語られる、住宅供給の過多に呼応し、下落の一途を辿る賃料相場。賃貸市場はまさに完全借手市場と化し、さらに借手主導を視野に入れた差別化、個性化さえもユーザーニーズの変化のサイクルにはなかなか対応しきれていない現実があり、健全運営の難しさを益々痛感する昨今であります。しかし、悲観的ムードに浸っていても解決の糸口は見えてきません。
 発想の転換をすれば、完全借手市場がユーザーニーズの多様化・スピード化を誘い「満足度」の淘汰が進んだ先には「安ければ借りてもらえる」的な時代は終わるはずです。
 ここにこそ一つのヒントがあるのではないでしょうか?
 費用対効果に疑問符がつく、多額の資産投入をして行う外装リフォームや案内装飾ばかりでなく、たとえば最小規模の導入で全室をインターネット対応出来るブロードバンドマンション化(単なるインターネット回線対応ではなく情報流通の大型化を実現することにより、学生、趣味のみならず仕事でインターネットを活用される方等も一挙獲得!)があります。
 これらはコストばかりではなく、従来の配線工事を伴わない分、美観上も優れています。
 また、マンションの運営管理上、備品の破損・盗難や落書き・イタズラ等で無用な出費や人為的対応で頭を悩まされているオーナー様も少なくありません。
 最近ではストーカー等で不審者への対応も無視できなくなっています。規模の問題ではありますが、従来の警備会社やセキュリティシステムに頼るには、前述のコスト面でままならないと思われます。
 そこでUHFカメラ監視システムというものが登場しています。
 UHFカメラ監視システムとは、従来のカメラ監視システムにUHFの周波数帯を使うことにより通常のテレビのチャンネルを合わせるだけでモニター無しで監視をすることができ、マンション(集合住宅)等の共有部分の防犯対策に適したカメラ監視システムです。
 以上の点を考え多様化する犯罪を防ぎ経営者様の財産を守る為に(仮名)ラグズUHFカメラ監視システムを導入する事により、防犯対策の向上はもとより経営者様には収益率の向上、管理・仲介業者様には入居希望者の獲得及び契約率の向上を計れるものと確信しております
 また、UHFを利用してテレビをモニターに各部屋の入居者がカメラ監視できるシステムは他には無く入居募集の宣伝には大きな力になることと考えます。

 以上、現時点でのユーザーニーズに対応するばかりでなくニーズ変化の多様化を見据え、それに呼応していく事を実現させられてこそ時代に沿った安定経営になるのではないでしょうか?必ず活路は見出せるはずです。

株式会社 京都ライフ 桂店

UHFカメラシステム(イズネット・テクノロジー)

マンション経営管理上の問題点
1.備品などの破損盗難(郵便受けの破損・植木等へのいたずら・ガラスの破損)
2.チラシやタバコの吸殻等のポイ捨て落書き等
3.駐車場のゴミの放置やタイヤへのいたずら等
4.ストーカーや不審者の敷地への侵入
 上記問題はカメラを設置することでほぼ防ぐことができます。

従来のオートロック・モニターホーンの問題
オートロック
1.オートロックではモニターで相手の顔が見えない
2.エントランスや駐車場の備品の破損いたずら等は防げない
モニターホーン
1.モニターホーンでは部屋ごとにモニターを設置する費用がかかる
2.駐車場や廊下の監視はできない

UHFカメラ監視システム導入の利点
1.入居者が自分の持っているテレビでモニターできる
2.ストーカーや不審者発見時モニターで目視で警察へ電話できる
3.入居者の部屋ごとにモニターをおく必要がない為、費用がかからない
4.カメラの台数を増やすことでマンション全体を監視できる

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