入居率アップの為の設備改善

2002年03月17日

(株)フジヤマ 寺内 清司

3月度のセミナーは、3月17日(日)に、(株)フジヤマ京都支店支店長寺内清司氏より、「入居率アップの為の設備改善」というテーマで、講演をしていただきました。

☆現在のマンションの入居状況

 現在のマンションの入居状況は、以前に比べてかなり厳しくなってきております。その対策として家賃を下げる・礼金を無くす・更新料を無くす等の条件面の緩和。又高齢者可能・ペット可能等入居者面の緩和。色々と対策を考えていきましたが、今回は又別の角度から考えてみてはと、設備面の改善と言う事でいくつかの商品をご説明させていただきます。

1.ラビックス(ユニットバスをセパレートにする商品)

 従来ユニットバスをセパレートにする場合、余分な空間が必要になってきます。この空間というのがなかなか無く、断念をされた家主様もおられたと思いますが、このラビックスという商品は現在あるユニットバスの空間でセパレートに出来るというものなのでその心配はありません。又価格の方も従来60万円から100万円ぐらいかかる工事が基本的に40万円前後で出来るというものなので価格面でも手頃なのが魅カ的です。

2.カベピタ(外壁貫通設置形ガス給湯付風呂釜)

 昔のお風呂で風呂釜が浴槽の横に設置されている物がありますが、その風呂釜を取り除き風呂釜を外に出す商品です。風呂釜を外に出す事によって、そのスペースも浴槽に使える事ができ、浴槽も大きい物に変えられます。

3.バスリメイク(古い浴室を新品同様の浴室に変える)

 かなり古くなった浴室をそのまま取り替えるのはかなりのお金がかかります。そこでSPC工法・コーティング工法・シート工法等により低価格で新品同様にリフレッシュさせます。





4.ピタックス(定量止水機能付排水口)

 マンション管理でガスのトラブルというと急にお湯が出なくなった、又ガスコンロがつかない等ガスが急に止まると言うトラブルです。この原因のほとんどが浴槽へのお湯張りによる長時間使用(40分)によるものです。この長時間使用をこのピタックスでお湯の容量を始めに設定し、その設定した容量になればお湯が勝手に止まるという事で防ぐと言うものです。この商品により管理のほうもしやすくなり、入居者にとっては安心できると言う事です。

5.設備のリースシステム(エアコン・給湯器をリースでつける)

 現在エアコン・給湯器が無い物件に設備としてつけていけば、かなり入居率はアップします。但し、全室つけるのはなかなか資金的にもかなりかかってきますので、リースとして考えられたらと思います。
 フジヤマのリースシステムの利点は

  • 8年リースで8年間無料保証がある。
  • リース料を消耗経費として落とす事が出来るので、節税が出来る。
  • まとまったお金が要らない。
  • 経費の固定化ということで、資金運用がしやすい。

 この様に今、色々な商品が開発されてきております。代表的な5商品を挙げましたが、他にも色々とあります。「家賃を下げても、うちのマンションはユニットバスだから決まらない」「エアコン・給湯器をつけたり、水周りを綺麗にすれば入居率がアップするのは解っているが、まとまったお金が無い」等家主様にとっても設備投資というのはお金がかかることなのでなかなか思い切れない事だと思いますが、フジヤマの商品はその所を少しでも解消できるものではないかと思います。ですから、是非一度ご検討していただき、家主様のマンション経営のお力に少しでもなれればと思います。

株式会社 京都ライフ 企画管理部北営業所

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