京都の賃貸市況の現状とサブリースを使った経営
2004年06月12日
京都ライフ 鈴木 千秋
今回は、去る平成16年6月12日に行われた財産ドック定例セミナー「京都の賃貸市況の現状とサブリース(借り上げ制度)を使ったマンション経営」についてレポートさせて頂きます。
現在の京都における賃貸物件の空室率は一般的には12~13%と言われております。これはあくまで一般的な数字でしかなく、実際には「20%台にまで上るのでは?」と懸念されているのが現状です。特に、いわゆる「弱み」のある物件に空室が集中しており、建物が古い、設備が少ない等の建物自体の問題、駅が遠い、買い物が不便である等の立地の問題、それに住宅ローンの減税が拍車をかけ借り渋り傾向が益々強くなっております。
本来、利益目的で建築したマンション等が、家賃は下がる、改装費用はかかる、空室は多い等、重荷になっていることも少なくないのではないでしょうか。
そこで当社がその空いているお部屋を相場家賃の70~80%程度でお借りさせて頂くサブリース(借上げ制度)が、皆様の救世主として登場する訳です。
空室を借上げさせて頂く事のメリットとしては、
- 空室が無くなる(1室からの借上げが可能)
- 敷金トラブルがなくなる
- 家賃滞納が無くなる
- 入居者が入れ変わる時の募集期間でも家賃収入がある
- 空室があるという精神的な不安から解消される
- 広告料がいらない
等が挙げられます。
また逆にデメリットとしては、
- 礼金、更新料がはいらない・・・
- 満室時でも100%の家賃収入がはいらない・・・
等が挙げられるのですが、礼金、更新料につきましては、もう既に無くなっていく傾向にありますし、家賃収入につきましても下記例のように実質的には問題のない家賃収入のレベルだと思います。
【サブリース参考例】
家賃 50,000円、共益費 3,000円のワンルーム。
総戸数 20戸、現在空室 6戸という物件。(入居率 70%)
この空室 6戸を家賃の 80%で当社が借上げます。
<全室満室の場合>
53,000円 × 20戸 = 1,060,000円
<空室が 6戸ある場合 (入居率 70%)>
53,000円 × 14戸 = 742,000円(満室時と比べるとかなり少ないです)
<空室 6戸を借上げをした場合>
53,000円 × 14戸 = 742,000円
43,000円 × 6戸 = 258,000円
742,000円 + 258,000円 = 1,000,000円
<全室満室と借上げ満室の比較>
1,000,000円 ÷ 1,060,000円 = 94.3%(かなりの高率になります)
もちろん、借上げ室の入居者様退去後、
次の入居者様募集期間の空室時もこの収入のままです。(安定収入)
もちろん、全ての物件、全てのオーナー様にメリットがあるとは申しません。このシステムのメリット性を生かせるオーナー様、長期的な安定収入をお望みのオーナー様、本来なら魅力溢れる皆様の財産を更に輝ける物にしたいとお思いの方、些細なご質問でも結構です、まずは、お気軽にお問い合わせ下さい。
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