閑散期だからこそ!!空室対策必勝セミナー
2017年06月13日
空室対策課チーフ 藤井 祥正
株式会社朝日リビング
平成29年6月13日、京都ライフ本社会議室にて行われた定例セミナーをレポートさせていただきます。
前半はリフォーム部空室対策課・藤井より、閑散期における空室対策をテーマに、リフォーム例を挙げてお話させていただきました。
当部所ではリフォームの際、オーナー様の物件と近隣物件とのデータを比較し、賃貸市場における位置づけを確認。そこから募集条件やリフォーム内容の優先順位を決定する為、最適且つ効率の良い対策・施工を致します。
後半は株式会社朝日リビング女子力企画室・櫻本久美子氏を講師に迎え、「成功事例から紐解く選ばれる物件のメイクアップ術」と題して、空室対策に必要不可欠な入居者ターゲットの選定からリノベーションプランの道程まで、外構・共用部のリノベーション事例から女性目線を交えて分かりやすくご説明いただきました。
募集条件・設備・ヴィジュアル面の比較
昨今のお部屋探しはスマホ・PCで希望する条件を検索し、ある程度絞った上でご来店頂くお客様が大半となります。
希望するエリア・家賃帯・詳細な設備項目を選択し物件を絞り込むため、お持ちの物件がそこで弾かれてしまっては、残念ながら実際にお部屋を見ていただくことはできません。
競合物件のデータと比較することで、時代遅れの物件にならないよう募集条件の見直し、設備の入替が必要不可欠です。
しかし、お金をかけてリノベーションすれば良い、賃料を下げれば良いというものではありません。
そんな中でも比較的施工費が抑えられるのが、TVモニタホンの設置、ウォシュレットトイレの取付、「カラーズ」と呼ばれるアクセントクロス・証明器具の変更といった改装工事です。
また営業社員の視点からも、見た目は非常に重要だと日々実感しております。写真映えするものが一つ入っているだけでも全体の印象は違うもの。前述の「カラーズ」が適用されたお部屋は、実際にお部屋を見に行った際、お客様の反応が良い上に、営業社員もセールストークがしやすくなります。結果として成約率が上がった事例もありました。
入居者ニーズの落とし込み
空室対策のためのリノベーションの考え方として、まずは入居者ターゲットの選定をすることが非常に重要です。エリアからターゲット層を絞り込み入居者ニーズを捉え、思わず入居したくなる「入居促進」、思わず更新したくなる「退去抑制」をポイントにプランニングする必要があります。櫻本先生からは、単身女性・子育て奮闘中のママさんに向けた事例をご紹介いただきました。
私自身も築30年弱の物件に住んでおりますが、昨年宅配BOXが設置され、今年には外構・共用部がリニューアルされました。特に不満点もなく、今年も更新を考えております。外構・共用部の見た目はネット上で最初にお客様の目に入る物件の顔です。内装同様にお客様に与える印象は大きいものとなります。
最後に
空室をお抱えのオーナー様は勿論のこと、満室稼動されているオーナー様も、リノベーションをお考えの際は管理部署担当、近隣仲介店舗へお気軽にお問い合わせ下さい。オーナー様、入居者様の両側面からのご提案を出来ればと思います。今後とも京都ライフグループを何卒宜しくお願い申し上げます。
ウインズリンク株式会社 西院店
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